保全経済会事件

昭和28年から29年にかけて、保全経済会という利殖機関が高利回りをうたい文句にして多くの個人から資金を集めましたが、新規加入者からの資金を過去の加入者への配当や償還金に回す自転車操業に陥り、最終的に破綻しました。この事件は、当時の社会問題となり、理事長が詐欺罪で逮捕されるなど、大きな騒動になりました¹。

芸能人の個人情報漏洩事件

2015年には、りそな銀行の行員が芸能人の個人情報を漏洩させる事件が発生しました。この事件では、行員の家族がTwitterを通じて芸能人の情報を流出させ、銀行が公式に謝罪する事態になりました²。

SKE48元メンバーの逮捕

また、SKE48の元メンバーである山田樹奈容疑者が、出会い系サイトで知り合った男性に投資で儲かるノウハウがあると偽り、現金をだまし取った疑いで逮捕された事件もあります³。

これらの事件は、有名人が関与することで社会的な注目を集め、金融犯罪の巧妙さや、個人情報の取り扱いに対する警戒心を高めるきっかけとなりました。有名人であっても、法律を遵守し、倫理的な行動を取ることの重要性が改めて認識される出来事でした。

ソース
(1) なぜ人は「儲け話」に騙される? 過去の金融事件に学ぶ詐欺師